コンテンツへスキップ

10月1日 12:00 販売開始

カート

カートが空です

About KAMOSHIKA CRAFT

About Us

里山から生まれた、木のボトル

私たちは、里山の木を暮らしの道具にする、小さなブランドです。北に連なる美濃の山々、南に広がる濃尾平野。その境目にある岐阜県岐阜市椿洞(つばきぼら)で、日々木を挽いています。つくっているのは、これまで用途が限られてきた里山の木を活かした、木のボトルです。

Our Story

伐って、使って、育てる

かつて里山の木は、薪や炭、建材となって、人々の暮らしを支えていました。木を伐り、使い、また育てる。人が手を入れながら、次の世代へつないでいく。山と人は、そんな循環の中でともにありました。しかし、エネルギーや暮らしの変化とともに、私たちは身近な山の木を使う機会を失い、里山とのつながりも薄れていきました。木を伐る人、使う人、山に入る人が減り、人の手によって保たれてきた里山の環境も変わりつつあります。それは木の問題だけではありません。かつて人が日常的に山に関わることで保たれてきた、人の暮らしと野生動物との境界もまた、変化しています。

 

山から離れて暮らせるようになった今だからこそ、もう一度、身近な山と関係をつくることが必要だと私たちは考えています。木を伐ることも、使うことも、山に関わり続けるためのひとつの方法です。

 

KAMOSHIKA CRAFTは、価値が見出されにくくなった里山の木を、日々の道具へと生まれ変わらせます。

 

使う人がいれば、伐る理由が生まれる。
伐ったあとに植え、また育てる。

「伐って、使って、育てる」——そのめぐりを、もう一度動かしたいと考えています。

「買って、使う」ことも、山に人の手を呼び戻す、小さな入り口になります。

 

一本のボトルを選ぶことが、身近な山の木を使い続けるという意思表示になる。そして、その選択が山に関わる人を増やし、里山を次の世代へつないでいく。私たちは、そんな循環をつくっていきたいと考えています。

Craft

どんな木も、生かせるかたちに

里山の木は、太さも形も、樹種もさまざまです。まっすぐで大きな木ばかりではなく、曲がった木も、細い木もある。私たちは、その中から使いやすい木だけを選ぶのではなく、里山にある多様な木を生かせるものをつくりたいと考えました。

そこで生まれたのが、桶や樽の技法に着想した独自の「くれ組み薄挽き工法」(実用新案登録第3256970号)です。木を小さな部材に分け、それらを組み合わせることで、一本の大きな木材を必要とせず、樹種や木の形にとらわれずに使うことができます。

木によって性質も、色も、木目もそれぞれ違います。その違いを揃えるのではなく、そのまま生かす。さまざまな木を使うことが、里山の多様さを表現することにもつながると考えています。

そして、その木がどこで育ち、どこからやってきたのかまで伝えること。木を単なる「材料」としてではなく、山から人へとつながる資源として使っていくことも、私たちが大切にしていることのひとつです。

山にある木の多様さが、そのまま一本ごとの表情になります。

Our Name

KAMOSHIKAという名前

日本の山に生きるニホンカモシカ。山の中に暮らしながら、ときに人里にも姿を見せる、山と人の暮らしのあいだにいる存在です。

私たちがものづくりをする里山もまた、自然と人の暮らしが交わる場所です。山の木を使い、暮らしの道具にして、また山へとつないでいく。そんな営みの先に、自然と調和した暮らしがあると考えています。

KAMOSHIKA CRAFTという名には、カモシカのように山と人のあいだに立ち、ものづくりを通してそのつながりを育みながら、自然と調和した暮らしを未来へつないでいきたいという思いを込めています。

Traceability

山からつながる、一本

私たちが使うのは、岐阜の地域材です。飛騨の広葉樹、東濃のひのき。産地が証明された木を加工し、仕上げています。木を伐る人、挽く人、削る人——。一本のボトルができるまでには、山から私たちの手元へと、たくさんの人の手がつながっています。

いつ、どこで伐られた木なのか。どんな人の手を経て、この一本になったのか。KAMOSHIKA CRAFTでは、その背景をたどれる仕組みを整えています。

木を、ただの材料として使うのではなく、その土地や、そこに関わる人とのつながりまで届けたい。手にした一本の向こうに、山の風景や人の顔が見える。そんなものづくりを目指しています。